ウェブサイト運用に必須の「KPI」と、具体的な改善のための「KPIツリー」を理解しよう

この記事のサマリー

  • ウェブサイトの最終目標がKGI、そこにいたるまでの数値的な指標がKPI
  • 具体的かつ継続的な改善のためには「KPIツリー」が有効
  • アクセス解析ツールにコンバージョンを設定することが大切

目次

ウェブサイトの分析(解析)にあたっては、さまざまなKPI(Key Performance Indicator、重要業績評価指標)が使われます。

KPIは「ウェブサイトがどのくらいの成果を上げているのか」を継続的に測る指標のことです。それら自体が意味のある指標ですが、KGI(Key Goal Indicator、重要目標達成指標)にいたるまでの中間的な指標としても利用できます。

それでは、まずKGIとKPIの関係を整理したあと、KPIツリーや具体的なKPIの設定方法を説明しましょう。

KGIとKPIの関係

ウェブサイトを通じて、中途採用の人数を1年間で80件増やしたいとします。この場合、80件の採用数がKGIです。80件の契約数を得るために、問い合わせ数は800件、ウェブサイトを見てくれる人は80,000人必要とすると、それぞれがKGIにいたるまでのKPIということになります。

 ウェブサイトを見てくれる人の数 80,000人(KPI)
 ↓
 問い合わせ数 800件(KPI)
 ↓
 中途採用の人数 80件(KGI)

KPIというとややこしく考えてしまいがちですが、実はこのようにシンプルなものです。また、KPIの設定にあたっては、UX(ユーザー体験)の視点、つまり、ユーザーがどのような行動を通して、問い合わせなどの具体的なアクションにいたるのか、という発想が欠かせないことを覚えておきましょう。

KPIツリーを描こう

KGIの達成のために重要と考えられる要因を、KSF(Key Success Factor、重要成功要因)といいます。KSFにもとづき、具体的な改善策をアクションとして決めた後、それらの成否をどの指標で把握するのかをKPIとして設定します。この流れをツリー(木)状にまとめたものが「KPIツリー」です。

KGIとKPIは、それだけでは具体的な改善策を実施できません。改善のためのアイデア(KSF)とアクションによって、KGIとKPIをつなぐことが大切であり、そのための図がKPIツリーです。


ウェブサイトの改善は、使えるリソースや業務負荷から考えると、短期間にたくさんのことはできません。KPIツリーにもとづき、KSFごとに段階的に改善していくことが大切です。上の図でいえば、4月と5月は「資格・教育のアピール」、6月と7月は「働く環境のアピール」というようにです。

KPIの中でも「コンバージョン数」が重要

ウェブサイトでは、ユーザーの具体的な行動を「コンバージョン数」として把握することが大切です。

コンバージョンとは、問い合わせ、資料請求、来店予約、契約、購入など、「ユーザーが何らかの決定的な行動を起こすこと」を指します。一般的には、ユーザーは入力フォームを通して行動してくれることになります。

英語の元々の意味としては「転換(conversion)」ですが、具体的な行動を通して「見えない顧客(潜在顧客)」から「見える顧客(顕在顧客)」に変わることが、「転換」という言葉の理由です。ユーザーが入力フォームで名前やメールアドレスなどを入力してくれることで、こちら側から連絡がとれるユーザーに、つまり「見える顧客」になるということです。

Google アナリティクスなどのアクセス解析ツールでは、コンバージョン(目標)を設定できます。通常は、入力フォームを送信したあとの「サンキューページ」への移動をもって1回と計測します。

Google アナリティクスでコンバージョンを設定することで、それらの数が継続的に把握できるようになります。


コンバージョンの設定やその後のアクセス解析は、プロのアドバイスを得ながら進めるのが理想です。

コンバージョンとしては、入力フォームの送信だけでなく、ユーザーがリンクをクリックした回数や、ページのどの部分までを見てくれたかなどを柔軟に設定できます。ただし、これらの設定には専門知識が必要となりますので、プロに依頼したほうが確実です。

今回説明したKPIツリーとアクセス解析を、ぜひウェブサイトの改善に活かしてください。

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