2024年は、きっとこうなる!ウェブデザイントレンド5選

この記事のサマリー

  • 押さえておきたい、2024年のウェブトレンド予想

目次

こんにちは、ウェブの窓口編集部です。
2024年がいよいよスタートしました、新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

新しい年のスタートということで、今回は「ウェブデザイン」の観点から、2024年に取り入れたいトレンドを5つご紹介します。

トレンド1:ウェブアクセシビリティの強化

デジタル庁が ウェブアクセシビリティ導入ガイドブック を公開するなど、アクセシビリティへの注目が高まっています。

昨年1月のメルマガで触れた「インクルーシブデザイン」にも通じますが、誰にとってもアクセスしやすく、使いやすいウェブサイトにすることが「ウェブアクセシビリティ」の目的です。具体的には、視覚障害、聴覚障害、四肢障害、色覚特性のある人、高齢者などにとっても使いやすいウェブサイトを提供することが大切です。

国内のガイドラインとしては「JIS X 8341-3:2016」があります。初版が公開されたのは2004年6月で、20年以上にわたって日本のアクセシビリティ実務を支えてきました。デジタル庁のガイドブックはこの「JIS X 8341-3:2016」にもとづき、実務的なポイントをわかりやすくまとめています。

ウェブアクセシビリティの改善に取り組むことで、検索クローラーがページ構造を認識しやすくなったり、ページの読み込み速度が向上したりと、副次的な効果も期待できます。

 


デジタル庁「ウェブアクセシビリティ導入ガイドブック」


トレンド2:Y2Kスタイルの導入

Y2Kは「2000年代」の意味。インターネットの黎明期に流行した「鮮やかな色彩」「未来を感じさせる要素」「ドット絵風のモチーフ」などを取り入れたY2Kスタイルに、むしろ目新しさを感じる人が増えています。

昔はテーブルレイアウト(死語)で実現していたデザインも、現在では構造的な正しさをきちんと保ちながら、いっそうリッチで表現力豊かなデザインが実現できます。

コーポレートサイトはむずかしいとしても、キャンペーンサイトやランディングページ、オウンドメディアなどへの導入を検討してみましょう。


FREAK MAG.

トレンド3:3Dパララックス

パララックスは「視差効果」の意味。ウェブデザインでは、スクロールに応じてデザインやコンテンツがダイナミックに変わっていく効果を指します。

たとえば AppleのiPhone 15 Proのページ は、スクロールするごとに新たなコンテンツが表れたり、画像が回転したりズームしたりといった、楽しい体験を提供しています。

このパララックスに3D的な視覚表現を加えたものが「3Dパララックス」です。論より証拠で、以下のサイトにアクセスしてみて、強い浮遊感や没入感を体験してみてください。


DeSo

トレンド4:複合フォント表現

見出しやキャッチコピーに個性的なフォント(書体)を使うことは珍しくありませんが、最近では複数のフォントを組み合わせて、いっそうインパクトの強い見た目にするサイトが増えています。

ともすれば情報を伝えるためだけのテキストを、グラフィックスの要素として活かし、力強いデザインに役立てるということです。
複合フォント表現は、現在のところ欧米のサイトで見かけることが多いのですが、2024年中は日本語が主体のサイトでも目にする機会が増えそうです。


Designed by Women

トレンド5:ショート動画や切り抜き動画の活用

多くの企業がYouTubeチャンネルで動画を公開するなど、動画マーケティングが一般的になっています。

しかし、ひとりのユーザーとして考えた場合、動画が多すぎて見切れないと感じている方が多いのも事実。さらに、若者は長尺の動画をあまり好まない傾向があります。

  • ショート動画(YouTubeショート、TikTok、Instagramなど)
  • 切り抜き動画(過去の動画からの「いいとこどり」)

の活用が大切になってきます。

これらは、新たなユーザーへのリーチに役立つ、長尺の動画を見てもらうきっかけになる、といったメリットがあります。

若者向けのウェブコンテンツでは特に、通常のYouTube動画よりも、ショート動画への誘導を意識することが重要となるでしょう。


YouTube ショート

以上、2024年に取り入れたいウェブデザイントレンドを5つ解説しました。

これらのトレンドをすぐには取り入れられなくても、頭の片隅に置いておくことで、社内の企画会議の際にアイデアとして使えたり、制作会社など外部業者と会話をするときに役立ったりと、何らかのメリットがあるはずです。

もちろん、新規性のある製品やサービスに関するコンテンツでは、トレンドを積極的に取り入れることを検討してみてください。

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