良し悪しが売上に直結! ECサイトのデザインのコツ

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この記事のサマリー

  • ECサイトの売上向上には、ユーザーの購買体験全体を設計するデザインの改善が不可欠
  • 改善は、ファーストビュー、導線、商品ページ、購入フロー、モバイル対応の5つの観点から行い、カゴ落ちを防ぐ
  • 目標は、ユーザー行動を理解し、サイト全体で快適な購買体験を提供すること

目次

改善ポイント1
ファーストビューで「価値」を伝える

ファーストビューとは、ユーザーがサイトにアクセスして最初に表示される画面のこと。3秒以内に「ここで買いたい」と思ってもらえるかどうかが勝負です。

1. 世界観を伝える魅力的なビジュアル

ECサイトのコンセプトやブランドイメージが伝わる、高品質な写真を配置しましょう。

最近では動画を配置するサイトも増えてきており、もし顧客像にマッチするのであれば、一考の価値ありです。

2. 明確なキャッチコピー

誰に、どのような価値を提供するECサイトなのかが一目でわかる、簡潔で魅力的なキャッチコピーを示しましょう。

3. 行動を促すCTA(Call to Action)

「新商品をチェック」「今すぐ購入」など、ユーザーに次にしてほしい行動を明確に示すボタンやリンクをわかりやすく設置しましょう。



ファーストビューで価値を伝える

改善ポイント2
購買心理に寄り添った導線設計に

どれだけ魅力的な商品があっても、ユーザーがその商品にたどり着けなければ意味がありません。ストレスなく目的の商品を見つけられる導線設計が必要です。

1. わかりやすいカテゴリー分類

ユーザーにとって、直感的でわかりやすいカテゴリー名を設定しましょう。

商品が多いECサイトは、1軸だけでなく2軸や3軸でカテゴリーを設定することも検討します。たとえば「女性向けファッション」を考えた場合、「トップス」「アウター」「パンツ」「スカート」といった切り口が思い浮かびますが、ほかにもブランド名や季節などで分類すると、ユーザーはさらに商品を探しやすくなるでしょう。

2. 精度の高いサイト内検索

商品数の多いECサイトであれば、キーワード検索はもちろん、価格帯や色、サイズといった詳細な絞り込み機能を充実させることで、ユーザーの購買意欲を高めることができます。

3. すっきりと見やすい商品一覧

商品画像やテキストはサイズを統一し、視覚的に整然とした状態を目指しましょう。セール対象品や新着商品にはアイコンなどを付けると、訴求力が高まります。



ストレスフリーな導線設計が鍵

改善ポイント3
商品ページの魅力を高める

商品ページは、ユーザーが購入するかどうかを決める上でもっとも重要なページです。商品の魅力を最大限に伝え、購買意欲を高めましょう。

1. 高品質で多角的な商品画像

メイン画像だけでなく、さまざまな角度から撮影した写真、使用イメージが湧く写真、詳細がわかるアップの写真などを複数掲載しましょう。

たとえば「バッグ」であれば、全体像がわかる写真はもちろん、中が見える写真、実際に手に持ったときの写真、ロゴや素材感がわかるアップ写真などを掲載するとよいでしょう。

2. 購買意欲を高める商品説明

サイズや素材といった基本的な情報に加え、商品のストーリーや開発秘話、お客様にどのようなメリットがあるのかを具体的に伝えましょう。

3. レビュー(口コミ)や関連商品

実際に商品を購入した人(お客様)の声は、購買意欲に大きく影響します。ユーザーがレビューを投稿できるしくみを取り入れましょう。

また、関連商品、人気商品、セール対象品を表示するなど、ユーザーが横断的に商品を見られるようにすると、ショッピング体験が高まります。



出現しやすいキーワードと出現しにくいキーワード

改善ポイント4
シンプルな購入フローで「カゴ落ち」を防ぐ

商品をカートに入れたものの、購入手続きが面倒で離脱してしまう「カゴ落ち」は、ECサイトにとって大きな機会損失です。

わかりやすい購入ボタンを設置するのはもちろん、シンプルな入力フォームで心理的な圧迫感を下げましょう。具体的には、

入力項目は必要最小限に絞り込むこと
たとえば、必須項目を減らすこと、単なる情報収集のための項目は任意のアンケート形式にすること、パスワードの再入力をなくすことなど

入力補助機能をつけること
たとえば、郵便番号からの住所自動入力、漢字の名前からの自動ふりがな入力など

の2点をできるだけ実施しましょう。

多様な決済手段への対応も重要です。クレジットカード決済だけでなく、コンビニ決済、キャリア決済、電子マネー決済といった、ユーザーが希望する決済方法にできるだけ幅広く対応しましょう。

また、ログイン方法も、Amazon、Google、LINEアカウントなどでの「ソーシャルログイン」にも対応することも、「カゴ落ち」を防ぐ一助となります。



シンプルな購入フローでカゴ落ちを防ぐ

改善ポイント5
モバイルファーストを徹底する

ECサイトは、スマートフォンからのアクセスは7割以上を占めます。スマホでのデザイン性や操作性を徹底的に高めることが、今やECサイトの生命線です。

ECサイトは画像の掲載数が多くなるので、特に「画像の最適化」が欠かせません。具体的には、従来のPNGやJPEGに代えて、WebPやSVGといった形式の画像を用い、軽量化をはかった上で掲載する、ということです。

ほか、技術的な面からUX(ユーザー体験)を高める施策については、Googleの「PageSpeed Insights」で主要なページを計測し、エラーや警告をできるだけ少なくすることをおすすめします。



モバイルファーストを徹底する

以上、ECサイトで売上に直結するデザインの改善ポイントを5つ解説しました。

ECサイトのデザインは、単に見た目を美しくするだけでは十分ではありません。ユーザーの行動を深く理解し、スムーズで快適な購買体験を提供することを意識しましょう。

ECサイトのデザインを見直したい方、新規でECサイトの立ち上げを検討している方は、ぜひリーグラフィにご相談ください。

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