中小企業がSDGs達成のために取り組めることとは。ホームページを活用し、社会にインパクトを与えよう!

SDGs ブランディング

この記事のサマリー

  • SDGsとは、地球上の全人類が住みやすい、持続可能な世界を実現するための国際目標
  • SDGsの取り組みを通じ、会社の生産性を向上させるには、ボトムアップの意思決定を
  • Webコンテンツに「SDGsへの取り組み」を掲載。企業やブランドイメージの訴求効果も

目次

近年、メディアなどで取り上げられ、目や耳にする機会が多い「SDGs」。一度はご自身でその意味を調べたことがある、という方も多いのではないでしょうか。今回の記事では、中小企業がSDGsを取り組むにあたり留意すべきことや、業界問わず、すぐに実行が可能な取り組み例をいくつか考えてみました。

「SDGs」の意味と、策定までの経緯

SDGsとは

SDGsとは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略で、2016年から2030年の15年間で、持続可能なより良い世界を達成するために掲げた17の目標(ゴール)と、169のターゲット(個別目標)、232の指標で構成されています。


17の目標

外務省のホームページに掲載の「持続可能な開発のための2030アジェンダ」には、17の目標についての詳細が記載されています。

  1. 貧困をなくそう
  2. 飢餓をゼロに
  3. すべての人に健康と福祉を
  4. 質の高い教育をみんなに
  5. ジェンダー平等を実現しよう
  6. 安全な水とトイレを世界中に
  7. エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  8. 働きがいも経済成長も
  9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
  10. 人や国の不平等をなくそう
  11. 住み続けられる まちづくりを
  12. つくる責任 つかう責任
  13. 気候変動に 具体的な対策を
  14. 海の豊かさを守ろう
  15. 陸の豊かさも守ろう
  16. 平和と公正をすべての人に
  17. パートナーシップで目標を達成しよう

また、上記17個全ての目標に共通している特徴は以下の5点。

  • 普遍性:先進国を含め、全ての国が行動
  • 包摂性:人間の安全保障の理念を反映し、「誰一人取り残さない」
  • 参画型:全てのステークホルダーが役割を
  • 統合性:社会・経済・環境に統合的に取り組む
  • 透明性:定期的にフォローアップ

これらを2030年までに達成するためには、国や大企業任せにするのではなく、中小企業も積極的に関わり交わることが必要不可欠です。

169のターゲットと232の指標

総務省のホームページには、17の目標に対する169のターゲットと232の「指標仮訳」が掲載されています。ちなみに、最新の2020年時点でのデータでは、日本のSDGs達成度は166カ国中17位。


画像引用:https://s3.amazonaws.com/sustainabledevelopment.report/2020/2020_sustainable_development_report.pdf

2020年時点、日本における目標別の達成進捗は、以下のとおりです。

  • 目標達成:4・9・16
  • 課題が残っている:1・3・6・8・11
  • 重要な課題が残っている:2・7・12
  • 主要な課題が残っている:5・13・14・15・17

目標が達成した項目はまだ3つしかないことが分かります。企業がSDGsへの取り組みについて考える際、ひとつの参考にすると良いでしょう。

SDGs策定の経緯

なぜ「SDGs」は定められたのでしょうか。そもそもSDGsは、2001年に策定された「MDGs(ミレニアム開発目標)」の後継として国連サミットで採択された、国際目標です。

「MDGs」とは、2000年の国連ミレニアム宣言と、1990年代の国際開発目標を統合した、開発分野における国際社会共通の目標のこと。MDGsは、2015年までに達成すべき目標として下記8つのゴールと21のターゲット項目を掲げ、一定の成果を上げました。

  1. 極度の貧困と飢餓の撲滅
  2. 普遍的初等教育の達成
  3. ジェンダーの平等の推進と女性の地位向上
  4. 幼児死亡率の削減
  5. 妊産婦の健康の改善
  6. HIV/エイズ、マラリアその他疾病の蔓延防止
  7. 環境の持続可能性の確保
  8. 開発のためのグローバル・パートナーシップの推進

しかし、教育や衛生面などでは未達成の目標が残ったため、それらを引き継ぎ、「誰一人取り残さない」持続可能な開発目標として、2015年SDGsが策定されました。

「MDGs」と「SDGs」の大きな違いは、前者が途上国の”開発”向けの目標が中心だったのに対し、後者は”社会・経済・環境”3つの観点から、先進国も含めた全世界で取り組むべき課題と設定したことです。

SDGsの意味や由来を理解したあとは、中小企業がSDGs達成のための取り組みをスタートさせる際、失敗しない考え方のポイントを紹介しましょう。

中小企業がSDGsへの課題設定で気を付けたい3つのポイント

世界で定めた共通目標に対し、中小企業もその達成に向け行動を起こすのは大事ですが、社員がやりがいと楽しさを見出せる取り組みでなければ、継続は難しいと感じます。


そこで、SDGsへの課題設定において、中小企業の経営者が心に留めておくべきポイントを3つお伝えします。

1.会社の生産性を上げる

業務を効率化させ、社員一人当たりの生産性を上げれば、会社の利益は自ずと上向きになりますよね。会社が潤うと、世の中に貢献できる新たな事業を創出したり、優秀な人材を獲得したりすることに繋がります。SDGsの社会・経済・環境、3つの視点と自社の課題を照らし合わせ、17個の目標の中から自社の生産性を高めるコンテンツが何かを検討してみると良いでしょう。

2.ボトムアップで課題設定をする

日頃から多角的な視野を持っている経営者は、国内外問わず常にビジネスへのアンテナを張っているため、SDGsに対する理解も深く、実行する意味や自社へのメリットを考えられるでしょう。しかし、自身や経営に携わる幹部だけでなく、全社員へそれらを落とし込み、継続的に実践するのは、どんなに優秀な経営者であっても高いハードルと感じるはず。大きな課題こそ、ボトムアップによる意思決定が、物事を前向きに運んでくれる鍵と思います。

3.ブランドのイメージ戦略を考慮する

SDGsは今や企業や経営者だけでなく、消費者の関心事のひとつになっています。日経BPコンサルティングが、2000年から実施している日本最大規模のブランド価値評価調査「ブランド・ジャパン」の評価対象の項目に、2019年新たにSDGsが加わりました。今や、企業のSDGsへの取り組みは、ブランドのイメージ戦略に大きな影響を及ぼすのです。既存のブランドイメージを変えたい、広く自社の存在を認知したい、と思っている経営者は今がチャンス。マーケティング部門と連携し、SDGsを通じて、自社のブランディングを再構築してみてはいかがでしょうか。

上記を踏まえ、業界問わず、どの中小企業も取り組める事例をいくつかご紹介します。

  • 環境に配慮し、オンライン名刺を導入
  • ジェンダー平等実現のため、女性幹部比率を増やす
  • 会社周辺のゴミ拾いをし、クリーンに住み続けられるまちづくりに貢献
  • 見積書や請求書をペーパーレスに
  • 徒歩や自転車通勤を推奨し、地球にやさしい行動を

これらはいずれも、即実行できる取り組みばかりです。ボトムアップの意思決定で、無理なく継続可能な課題を設定することから、SDGsを始めてみましょう。

SDGsの取り組み状況を、ホームページで公開しよう!

先述のとおり、SDGsに取り組むことは、国際的な課題に向けた達成への一歩であると同時に、企業やブランドのイメージ戦略にも効果的です。

そこで活用していただきたいのが、自社のホームページ。近年、SDGsに関する取り組み事例や、自社で掲げたスローガンをホームページで公開している企業が増えています。

SDGsは継続的に取り組むという観点からも、頻繁に情報を修正する必要がなく、費用面において低リスク。ホームページに掲載する際は、社会にインパクトを与えられるような、端的で心に響くキャッチコピーを考えましょう。これを機にブランドイメージを大きく変化させたい企業は、動画を作成しYouTube広告を回したり、CM制作したり、積極的にPRするのも手でしょう。不特定多数の人が見る媒体に掲載することで、推進していこう!という気持ちを、より後押ししてくれる利点もありますね。

また、すべてのステークホルダーに自社の取り組みを波及させるには、SNSやブログ等での発信も効果的。普段接点のない顧客との接点が生まれたり、取引先企業から業務提携の依頼が来たりすることも。

社会へ大きな影響を及ぼす気概で、SDGsが貴社の課題解決や増益に直結するよう、積極的に取り組んでみてください。

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