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2025年06月04日vol.41

リーグラフィの水越です。

みなさんは、ランチのお店を決めるとき「Googleマップ」をよく使っていますか?

ほかにも、取引先に打ち合わせに行くときに、電車やバスのルートを調べる、車を運転するときにカーナビとして使っているなど、多くの人にとってGoogleマップは「なくてはならないもの」になっています。

企業や店舗は、Googleマップできちんと表示されるように、正確な情報を登録しておきましょう。

以下、Googleビジネスプロフィールへの登録方法、Googleマップへの確実な表示、口コミへの対策方法を見ていきましょう。

※2025年6月時点の設定方法・キャプチャ画面でのご案内です。
Googleマップと口コミ活用術、第一弾!来客数UPのカギは地図とレビューにあった

Googleビジネスプロフィールへの登録

Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)は、企業や店舗の無料登録サービスです。登録している企業や店舗は、Google検索やGoogleマップ上に情報が表示されます。

登録方法は次のとおりです。 

  1. ご自分のGoogleアカウントでGoogleビジネスプロフィールにアクセスします。
  2. 個人アカウントでもかまいませんが、複数人での管理を考えている場合は、企業や店舗で共用するGoogleアカウントを新規作成してからGoogleビジネスプロフィールにアクセスしましょう。「今すぐ管理」をクリックし、画面の指示に従って店舗名、ビジネスカテゴリ、住所などの情報を入力します。
  3. Googleマップ上で店舗の正確な位置にピンを設定します。
  4. 連絡先情報(電話番号、ウェブサイトURLなど)を登録します。

登録を完了するには、「ビジネスのオーナー確認(実在性の確認)」が必要です。通常は確認用ハガキの郵送と返送によって完了します(ビジネス形態によっては、電話、SMS、メールなどで完了する場合もあります)。

実際にGoogleマップでの表示

実際にGoogleマップでの表示

登録のメリットは次の3つです。

1. 正確な情報の伝達

インターネット上はさまざまな情報があふれており、必ずしも正確ではない場合もあります。また、Webサイトで正確な情報を発信しているとしても、すべてのユーザーが見てくれるわけではありません。

多くのユーザーが利用するGoogleのサービス上で正確な情報を伝達することは、企業や店舗に大きなメリットをもたらします。

2. 新規顧客へのアピール

住所や電話番号、営業時間はもちろん、ロゴや写真を登録でき、新規顧客に魅力を伝えられます。また、Googleストリートビューで店内の360度画像(インドアビュー)を伝えることもできます。

たとえば飲食店を考えた場合、Googleマップ上で「ランチ」と検索すると、登録している店舗にピンが表示されるため、集客効果が期待できます。店舗ではなく企業であっても、打ち合わせなどで来訪する人が社名で検索したときに、場所やルートを表示できるため、利便性が高まります。

なお、Googleマップにはその企業や店舗を評価する機能があります(最大星5つ)。特に店舗の場合は、集客に影響することがあるので、定期的に確認しておきましょう(後述参照)。

3. ユーザーとのコミュニケーション

Googleビジネスプロフィールでは、ユーザーがその企業や店舗にレビューや写真を投稿できます。店舗運営者から、投稿に対するお礼を伝えるなどのコミュニケーションが可能です。

Googleマップで確実に表示されるには?

Googleマップで確実に企業や店舗が表示されるためには、Googleビジネスプロフィールに登録した情報を充実させ、常に最新の状態に保つことが大切です。

特に、次の情報に注意しましょう。

登録必須の6つの情報

1. 企業や店舗の基本情報

企業名・店舗名は、正式名称を用い、他のウェブサイトや広告媒体と表記を統一しましょう(全角・半角、大文字・小文字、略称など)。住所は、Googleマップ上で正しい位置にピンが立つように入力してください。同様に、電話番号なども正確を期して入力しましょう。

2. 営業時間

通常の営業時間に加え、祝日や臨時休業などの特別営業時間も正確に設定しましょう。

なお、祝日の数日前に、その祝日の特別営業時間を登録するように促すメールが届くことがあります。できるだけ登録しておきましょう。

3. ビジネスカテゴリ

提供しているサービスや商品に最も適したカテゴリを選択します。複数設定できる場合は、関連性の高いものを追加します。

4. 予約サイトへのリンク

公式ウェブサイトやオンライン予約が可能な場合は、URLを正確に入力します。

5. 写真や動画

店舗の外観、内観、商品、サービス、スタッフなどの写真や動画を多く掲載しましょう。ユーザーの関心を引き、来店意欲を高めます。

6. 商品やサービスの詳細情報

取り扱っている商品やサービスについて、価格帯や特徴などを具体的に記載しましょう。

継続的な情報発信と口コミ対応

Googleマップでは、自分が管理する企業や店舗について、次のようなコミュニケーション機能が利用できます。

ユーザーと良い関係を築くポイント

1. 投稿機能の活用

新メニュー、キャンペーン、イベント情報、臨時休業のお知らせなどをGoogleビジネスプロフィールの「投稿」機能を活用して定期的に発信しましょう。情報の鮮度の高さが評価につながります。

2. 口コミへの返信

寄せられた口コミには、よい内容、悪い内容に関わらず、迅速かつていねいに返信しましょう。顧客との良好な関係構築につながり、他のユーザーへの信頼性も高まります。

ユーザーからの質問には正確に回答しましょう。よくある質問とその回答を事前に登録しておくことも有効です。

3. Googleのガイドライン遵守

キーワードの不自然な詰め込みや、虚偽の情報掲載など、Googleのガイドラインに違反する行為はペナルティの対象となり、表示の優先順位が下がったり、最悪の場合は表示が停止されたりする可能性があります。ガイドラインをよく確認し、遵守しましょう。

参考:Googleに掲載するビジネス情報のガイドライン

悪意のある口コミへの対策は?

Googleマップに悪意のある口コミが投稿された場合、企業や店舗の評判や集客に影響を与える可能性があります。

店舗を前提に対策方法を解説しますので、速やかに実施しましょう。

悪意のある口コミへの対策

1. 冷静な事実確認

まずは冷静に内容を確認し、事実関係を把握しましょう。悪意のある口コミを見ると不快な気持ちになったり、動揺したりするかもしれませんが、まずは落ち着いて内容を読みましょう。

口コミで指摘されている内容が事実なのか、それとも誤解や虚偽なのかを確認します。具体的な日時や状況が書かれている場合は、記録をさかのぼったり、スタッフに聞いたりして調査しましょう。

もしこちらに落ち度があった場合は真摯に受け止め、謝罪のコメントなどを投稿しましょう。

2. 虚偽などの場合はGoogleに削除を依頼する

虚偽の口コミなど、Googleのポリシーに違反している口コミについては、削除を依頼することができます。

削除対象となる口コミの例は、次のとおりです。

  • スパムと虚偽のコンテンツ。明らかに事実に反する内容、広告や宣伝目的、同じ内容の繰り返し投稿など。
  • 関連性のないコンテンツ。その場所での体験とは無関係な個人的な不満や政治的・社会的な意見表明など。
  • 制限されているコンテンツ。違法な商品やサービスを助長する内容など。
  • 脅迫、いやがらせ、ヘイトスピーチ。特定の個人や集団に対する攻撃的な表現、差別的な内容など。
  • なりすまし。他の個人や団体を装った投稿。
  • 個人情報。個人名、電話番号、住所などの個人情報を含む投稿。
  • 利害に関する問題。競合他社による意図的な低評価、自作自演の高評価など。

削除依頼の具体的な方法は、次のとおりです。

Googleマップで、該当する店舗のGoogleマップ情報を開きます。問題の口コミを見つけ、右上の縦の三点リーダー(︙)をクリックし、「レビューを報告」または「不適切なクチコミとして報告」を選択します。違反の種類を選択し、必要に応じて詳細を記入して送信します。

Googleビジネスプロフィールからも削除を依頼できます。Googleビジネスプロフィールにログインし、左側のメニューから「クチコミ」を選択します。該当する口コミを見つけ、右側の縦の三点リーダー(︙)をクリックします。
「不適切なコンテンツとして報告」を選択し、違反の種類を選んで送信します。

ただし、次の点に留意しましょう。

  • 削除依頼をしても、Googleの審査には数日から数週間かかる場合があります。
  • Googleのポリシーに明確に違反していないと判断された場合、口コミは削除されないことがあります。
  • 削除依頼のステータスは、Googleビジネスプロフィールの「クチコミを管理」ツールで確認できる場合があります。

もし不適切な投稿が削除されず、実害が出ていると考えられる場合は、法的措置も視野に入れて検討しましょう。

以上、Googleビジネスプロフィールへの登録方法、Googleマップへの確実な表示、口コミへの対策方法を説明しました。

Googleマップに企業や店舗が表示されることは、ビジネスに大きな恩恵をもたらしてくれる可能性が高い一方、悪質な口コミのリスクもあります。

普段から誠実に返信するなど、日ごろからよい口コミを増やすように努力することで、悪影響を最小限に抑え、むしろ店舗の信頼を高める機会に変えることもできるでしょう。

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